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LED電球の選び方2017

今回は、LED電球の選び方を紹介します。

蛍光灯編はこちら

以下の5つを覚えておくと最適なものがどれなのか簡単に選べるようになります。

1. 形状


LED電球には一般型/ミニクリプトン形(LDA)・ボール形(LDG)・T形電球形蛍光灯代替/常夜灯形(LDT)・ハロゲン電球/ビームランプ形(LDR)の大きく分類して4規格7種類あります。

昔ながらの一般型白熱電球(先端が丸くなっている)なら「LDA」を、ボール電球(全体が丸い)なら「LDG」を、小丸電球(夜に付ける暗い電球)なら「LDT」を選択してください。

2.光色


LED電球の光色は、基本的には昼光色昼白色電球色の3色あります。昔ながらの白熱電球と同じ色が良いなら「電球色」を、青白い色が良いなら「昼光色」を、中間の緑がかった白い色が良いなら「昼白色」を選択してください。

3.主な口金サイズ


この表ではE10/E11/E12/E17/E26/E39とありますが、主に家庭で使用されるのはE12/E17/E26の3種類です。
E12は小丸電球、E17はミニクリプトン電球、E26は白熱電球やボール電球で多く使用されています。元々付いている電球や照明器具のシールを見てどの口金なのか確認してください。

4.LED電球の消費電力と明るさ

例えば、LDA7L-G/60Wと型番が表記されている場合はLDAの次の“7”の部分が消費電力を表しています。この場合は7Wであることを表しています。

また、白熱電球(一般・ミニクリプトン・ボール電球)の消費電力とルーメンの対応表を以下に記します。

一般電球の消費電力 ルーメン
5W 10lm
10W 70lm
20W 170lm
30W 325lm
40W 485lm
50W 640lm
60W 810lm
80W 1160lm
100W 1520lm

ミニクリプトン電球はこちら

ミニクリプトン電球の消費電力 ルーメン
25W 230lm
40W 440lm
50W 600lm
60W 740lm
75W 1000lm
100W 1430lm

ボール電球はこちら

ボール電球の消費電力 ルーメン
40W 400lm
60W 700lm
100W 1340lm

今付いている一般電球が60Wなら810lm以上のLED電球を選びます。ミニクリプトン電球60Wなら740lm、ボール電球60Wなら700lm以上のLED電球をそれぞれ選びます。

※照明器具に“LED電球10Wまで”などの記載がある場合はそれを上回らない消費電力のものを選択してください。

5.LED電球の型番の見方

このLED電球には、“LDA6D-E17/BH”と記載されています。

上記 1.形状~4.LED電球の消費電力と明るさ を参考にすると以下のようになります

  • LDA=一般電球またはクリプトン電球形を表す
  • 6=消費電力が6Wであることを表す
  • D=光色が昼光色であることを表す
  • E17=口金サイズがE17であることを表す

BHはこのLED電球が斜め取り付け型であることを表しています。全方向型の場合は“G”になります。

6.形状別の主なLED電球

リンクはメーカー名の部分は各メーカーのサイトに、型番の部分はヨドバシ.comにリンクしています。(黒字は取り扱いなし)

※アイリスオーヤマは公式サイトが破損しているため、開けるようになり次第追加します。

一般電球代替

一般電球40W形相当(485lm)
光色/メーカー 東芝 パナソニック 日立 三菱 アイリス
電球色 LDA5L-G/40W LDA5L-G/Z40E/S/W/2 LDA5L-G/40F LDA4L-G/40/S-A
昼白色 LDA4N-G/40W LDA4N-G/Z40E/S/W/2 なし LDA4N-G/40/S-A
昼光色 なし LDA4D-G/Z40E/S/W/2 LDA4D-G/40F なし
一般電球60W形相当(810lm)
光色/メーカー 東芝 パナソニック 日立 三菱 アイリス
電球色 LDA8L-G/60W LDA7L-G/Z60E/S/W/2 LDA7L-G/S/60F LDA7L-G/60/S-A
昼白色 LDA7N-G/60W LDA7N-G/Z60E/S/W/2 なし LDA6N-G/60/S-A
昼光色 なし LDA7D-G/Z60E/S/W/2 LDA7D-G/S/60F なし
一般電球100W形相当(1520lm)
光色/メーカー 東芝 パナソニック 日立 三菱 アイリス
電球色 LDA14L-G/100W LDA13L-G/Z100E/S/W LDA13L-G/100C LDA12L-G/100/S-A
昼白色 LDA11N-G/100W LDA13N-G/Z100E/S/W なし LDA11N-G/100/S-A
昼光色 なし LDA13D-G/Z100E/S/W LDA11D-G/100C なし

ミニクリプトン電球代替

 

ミニクリプトン電球40W形相当(440lm)
光色/メーカー 東芝 パナソニック 日立 三菱 アイリス
電球色 LDA4L-G-E17/S/40W LDA4L-G-E17/Z40E/S/W/2 LDA5L-G-E17/S/40C LDA4L-G-E17/40/S-PS
昼白色 LDA4N-G-E17/S/40W LDA4N-G-E17/Z40E/S/W/2 なし LDA4N-G-E17/40/S-PS
昼光色 なし LDA4D-G-E17/Z40E/S/W/2 LDA5D-G-E17/S/50C なし
ミニクリプトン電球60W形相当(740lm)
光色/メーカー 東芝 パナソニック 日立 三菱 アイリス
電球色 LDA7L-G-E17/S/60W LDA8L-G-E17/Z60E/S/W LDA7L-G-E17/S/60E LDA8L-G-E17/60/S
昼白色 LDA7N-G-E17/S/60W LDA7N-G-E17/Z60E/S/W なし LDA8N-G-E17/60/S
昼光色 なし LDA7D-G-E17/Z60E/S/W LDA6D-G-E17/S/60E なし

ボール電球代替

ボール電球40W形相当(400lm/70mm径)
光色/メーカー 東芝 パナソニック 日立 三菱 アイリス
電球色 LDG4L-G/G70/40W LDG4L-G/70/W なし なし
昼白色 LDG4N-G/G70/40W なし なし なし
昼光色 なし LDG4D-G/70/W なし なし
ボール電球60W形相当(700lm/90mm径)
光色/メーカー 東芝 パナソニック 日立 三菱 アイリス
電球色 LDG7L-G/60W LDG6L-G/95/W LDG8L-G/60HE LDG8L-G/60/S
昼白色 LDG7N-G/60W なし なし LDG8N-G/60/S
昼光色 なし LDG6D-G/95/W LDG8D-G/60HE なし
ボール電球100W形相当(1340lm/95mm径)
光色/メーカー 東芝 パナソニック 日立 三菱 アイリス
電球色 LDG11L-G/100W LDG11L-G/95/W LDG13L-G/100E LDG12L-G/100/S
昼白色 LDG11N-G/100W なし なし LDG11N-G/100/S
昼光色 なし LDG11D-G/95/W LDG11D-G/100E なし

一部のLED電球を除いて、電球色以外はパナソニックと日立は昼光色、東芝と三菱電機照明は昼白色が基本になっています。

メーカーによって消費電力や価格・配光がかなり異なるので、スペックや口金・形状をよく確認し用途に合うLED電球を選択してください。

今回は以上です。

大容量インクを搭載したインクジェットプリンター 2017年版

今回は、大容量のインクカートリッジまたはタンクを搭載したコストパフォーマンスの良い家庭向きインクジェットプリンターを紹介します。

型番のリンクは公式サイトとなっています。

●エプソン

セイコーエプソンは、「エコタンク搭載モデル」が大容量インクカートリッジを搭載しています。インク容量が多い代わりに本体は割高になっています。

【本体】

A3モデル 色数 希望小売価格 ヨドバシ価格
EW-M5071FT 4 109,980円+税 118,770円
EW-M970A3T 5 84,980円+税 91,770円
A4モデル 色数 希望小売価格 ヨドバシ価格
EW-M770T 5 69,980円+税 75,530円
EW-M670FT 4 54,980円+税  59,370円
EW-M571T 4 39,980円+税 43,170円
EW-M660FT 4 42,980円+税 46,400円
EP-M570T 4 31,980円+税 34,530円

【インク】
本体は高めですが、インクは以下の通り大容量で格安になっています。

種類 型番 容量 ヨドバシ価格
ブラック クツ KSU-BK-L 140ml 1,840円
ブラック マラカス MKA-BK 140ml 2,500円
ブラック ヤドカリ YAD-BK 127ml 2,320円
フォトブラック ハーモニカ HNA-PB 70ml 1,280円
シアン ハサミ HSM-C 70ml 954円
シアン ハーモニカ HNA-C 70ml 1,280円
シアン ハリネズミ HAR-C 70ml 1,240円
マゼンタ ハサミ HSM-M 70ml 954円
マゼンタ ハーモニカ HNA-M 70ml 1,280円
マゼンタ ハリネズミ HAR-M 70ml 1,240円
イエロー ハサミ HSM-Y 70ml 954円
イエロー ハーモニカ HNA-Y 70ml 1,280円
イエロー ハリネズミ HAR-Y 70ml 1,240円

●ブラザー

ブラザー工業は、大容量とは謳っていない機種であってもインク容量が多かったりします。(10年前の標準レベル)

【本体】

A4モデル 色数 希望小売価格 ヨドバシ価格
DCP-J983N 4 44,280円(税込) 29,250円
DCP-J973N 4 オープン価格 21,470円
DCP-J572N 4 オープン価格 16,070円
MFC-J893N 4 オープン価格 25,790円

【インク】
LC3111のインク容量は不明ですが、過去のインクだとブラック=15ml前後、カラー=8ml前後でした。

型番 容量 ヨドバシ価格
ブラック LC21EBK 58ml 2,290円
ブラック LC3111BK 不明 1,050円
ブラック2個パック LC3111BK-2PK 不明 2,040円
シアン LC21EC 15ml 1,610円
シアン LC3111C 不明 1,050円
マゼンタ LC21EM 15ml 1,610円
マゼンタ LC3111M 不明 1,050円
イエロー LC21EY 15ml 1,610円
イエロー LC3111Y 不明 1,050円
LC21 4色パック LC21E-4PK 6,650円
LC3111 4色パック LC3111-4PK 4,060円

※キヤノンは大容量インクと謳っているものがあるものの、実態は10年前のプリンターのインク(BCI7e)とほぼ同容量で大容量といえるものではありません。

大容量インクを搭載したプリンターを紹介しましたが、基本的に本体が高い分インクが安い機種が多いです。反対に本体が安い機種はインクが高くなりがちです。

よって、大量に印刷する場合は上記で紹介した機種を、少量の場合は通常のプリンターを選択すると良いでしょう。

今回は以上です。

[スピーカー] CREATIVE D100の改造

今回は、CREATIVEのBlueToothスピーカー「D100」を改造しました。

※分解や改造をするとメーカー保障を受けることができなくなります。そのため、真似した場合に故障が発生しても当ブログ管理人は責任を負いません。

関連記事には以下から移動できます

まずは、スピーカーネットを取り外します。

外し方は、隙間にマイナスドライバーを入れ、てこの原理で外していきます。中心付近がホットボンドで固定されているので、若干力を強く入れないと外れないことがあります。

スピーカーネットを外すとこんな感じです。

次に、スピーカーユニットを外します。プラスドライバーでネジを回してネジを外します。

スピーカーユニットを外すとこのようになります。

外したスピーカーユニットはこのようなものです。
[仕様]

  • 製造国:不明
  • メーカー:CAMBRIDGE SOUND WORKS(ケンブリッジサウンドワークス)
  • サイズ:8cm
  • レンジ:フルレンジ
  • インピーダンス:4Ω
  • 最大出力:不明
  • 備考:マグネットが小さいため、高音特性がいまいち

前面

背面

側面

新たなスピーカーは雑誌「ONTOMO MOOK Stereo編 これならできる特選スピーカーユニット フォステクス編」の付録、Fostex OMF800Pです。(雑誌の定価は税込みで 4,968円)

[仕様]

    • 製造国:中華人民共和国(中国)
    • メーカー:Fostex(フォステクス=フォスター電機)
    • サイズ:8cm
    • レンジ:フルレンジ
    • インピーダンス:8Ω
    • 最大出力:5W
    • 周波数帯域:0Hz~32kHz(実質20kHzまで・13kHz付近にピークあり)

ユニット本体と付属品(ガスケットと固定用ネジ)

前面:コーンはアルミ製で、フェーズプラグはアルミ削り出しとなっている。

背面

側面

交換は、分解の逆手順で行います。交換が終わると以下の写真のようになります。(半田付けが必要です)

~オマケ~
内部を分解してみました。

まず、8ヶ所あるネジを柄が長いドライバー(+2)で回して外します。

本体の背面はこんな感じになっています。(端子は3.5mmステレオイヤホンジャックとACアダプター用ジャック)

電池は底面のボックスを開け、単3乾電池またはニッケル水素充電池を4本入れます。(ACアダプターも付属)

ネジを外し、引っ張ると基板が出てきます。

コンデンサは全て台湾のTEAPO社製のものが使用されています。

基板裏面はこのようになっています。

最後に、スピーカー交換前後の音質比較を載せておきます。
音源には「MusMus」様の“Stable yet”を使用しています。
録音にはTASCAM DR-05を使用しています。

交換前

交換後

今回は以上です。

スピーカーの分解

今回は、ノーブランドの中国製スピーカーを分解してみました。

※分解は怪我をする可能性が高いので十分に注意してください。また、分解したものを元に戻すことはできないので要らないスピーカーを分解してください。

仕様

  • 製造国:中華人民共和国(中国)
  • メーカー:不明
  • サイズ:8cm
  • レンジ:フルレンジ
  • インピーダンス:4Ω
  • 最大出力:10W

以下は、分解前の外観です
表面:エッジはウレタン製の模様。

端子部

背面

側面

では、分解します。
まず、エッジをマイナスドライバーで剥がしていきます。

剥がすとこんな感じになります。

次に、中心のキャップを外します。

エッジの隙間にマイナスドライバーを突っ込んで持ち上げるとコーンを外すことができます。エナメル線が巻かれている筒状のものは「ボイスコイル」といいます。

マグネットの上にある橙色のものは「ダンパー」です。

コーンの裏側です。

コーンを完全に外すとこのようになります。残りはダンパーです。ダンパーも隙間にマイナスドライバーを入れて外します。

ダンパーを外すとマグネットが見えます。分解は以上です。

スピーカーはこのようにして作られています。
造りは単純ですが、価格は数百円から数十万円と上には上があります。

今回は以上です。

関連記事には以下から移動できます

MP3・AAC・Opusの音質を比較してみた

今回は、非可逆圧縮音源である「MP3・AAC・Opus」の音質を比較検証してみました。

【検証方法】
CD音源を以下の方法で各形式に変換し、それを.wav形式に再変換して「WaveSpectra」に取り込みカットオフ周波数を調べている。

※MP3は正規のエンコーダーを使用したため、異なるソフトウェアでエンコードしています。また、全てCBR(固定ビットレート)でエンコードしています。

最初に、CD音源の波形を掲載します。
CD音源はPCM 16bit/44.1kHz(サンプリング周波数)なので、カットオフ周波数はサンプリング周波数の2分の1である22.05kHzとなっている。なお、48kHzサンプリングなら24kHzカットとなる。

この画像を参考に以下の圧縮音源と比較してみてください。

MP3

MP3は、1990年代に音声の容量を圧縮するためにできた形式で、正式名称は「MPEG-1 Audio Layer-3」という。対応機器の多さゆえに一番普及している形式でもある。音質はAACやOpusと比べると悪いが、大体の人は192Kbps以上あれば納得のいく音質になると思われる。

64Kbps=10.0kHzカット

96Kbps=12.9kHzカット

128Kbps=15.5kHzカット

160Kbps=16.0kHzカット

192Kbps=20.3kHzカット

256Kbps・320Kbps=21.0kHzカット

MP3(VEGAS Pro13)
ビットレート カットオフ周波数
64Kbps 10.0kHz
96Kbps 12.9kHz
128Kbps 15.5kHz
160Kbps 16.0kHz
192Kbps 20.3kHz
256Kbps以上 21.0kHz

AAC

AACは、1997年にISO規格にて規格化された音声圧縮方式である。正式名称は「Advanced Audio Coding」といい、AppleがiPodで急速に普及させた形式でもある。MP3よりも圧縮効率が良く、同じビットレートではより高音質になるとされている。

64Kbps=13.1kHzカット

96Kbps=14.2kHzカット

128Kbps=15.4kHzカット

160Kbps=16.1kHzカット

192Kbps以上=17.0kHzカット

AAC-LC(Fraunhofer FDK AAC)
ビットレート カットオフ周波数
64Kbps 13.1kHz
96Kbps 14.2kHz
128Kbps 15.4kHz
160Kbps 16.1kHz
192Kbps以上 17.0kHz

※Apple AACはもう少し高い周波数が出ることを確認しています。

Opus

Opusは、2012年9月11日に登場した最後発の音声圧縮コーデックである。元々はVoIP通話向きに作られたコーデックのため、低遅延なのが特徴となっている。また、MP3やAACよりも全体的に高音質である。

YouTubeでも採用されており、対応動画は高音質で視聴することができる。詳しくは下記の記事へ

16Kbps=7.4kHzカット

32Kbps=20.0kHzカット

64Kbps=20.0kHzカット

96Kbps=20.0kHzカット

128Kbps以上=20.0kHzカット

参考:448Kbps=20.0kHzカット

Opus(libopus)
ビットレート カットオフ周波数
16Kbps 7.4kHz
32Kbps 20.0kHz
64Kbps 20.0kHz
96Kbps 20.0kHz
128Kbps以上 20.0kHz
(参考)448Kbps 20.0kHz

ビットレート別にカットオフ周波数をまとめるとこのようになります。

ビットレート カットオフ周波数(左の方が高い)
64Kbps Opus>>AAC-LC>MP3
96Kbps Opus>>AAC-LC>MP3
128Kbps Opus>>AAC-LC=MP3
160Kbps Opus>>AAC-LC=MP3
192Kbps以上 MP3>Opus>AAC-LC

64Kbpsや96Kbpsの低ビットレートでは、Opus→AAC-LC→MP3となっていますが、128Kbpsや160Kbpsは、Opus→AAC-LCとMP3がほぼ同じとなっており、192Kbps以上の高ビットレートではMP3→Opus→AAC-LCとなっています。

これは、AACは低ビットレートを得意としており、MP3は高ビットレートを得意としているために起こっています。Opusは最も圧縮効率に優れているものの、20kHzカットとなっており192Kbps以上ではMP3に逆転されています。

よって、なるべく高音質で聞きたいならMP3、容量を抑えつつ高音質にしたいならAAC、対応機器がある場合はOpusを選択すると良いです。

今回は以上になります。

[分解]三菱扇風機 R30-MD

今回は、三菱電機製の扇風機「R30-MD」(2003年製)を分解してみました。

【注意】
内部には高圧部分があります。分解は非常に危険なので絶対に真似しないようお願いします。事故が発生した場合に責任を負うことはできません。

箱:かなり大きなものとなっているが、組み立て式である
現行品は箱がやや小さくなり、スタンドを外すだけで箱に入れられるようになっている。

本体の全体の様子:ライトブルーなので薄い青色の外装となっている。若干安っぽく見える

操作部:この機種はリモコン非対応なので、本体でのみ操作可能。
機能は風量調節・リズム風・おやすみタイマーの3つだけである。

仕様:
R30-MD
羽根の大きさ(直径):30cm
(PS)E MITSUBISHI LN
S-JET 100V 50/60Hz 32/37W
温度ヒューズ:145℃
製造番号:3002
03年製
MADE IN THAILAND(タイ王国)
三菱電機株式会社
販売元:三菱電機ライフネットワーク
と表記されている。

ここからは分解画像になります。

背面カバーは、まずはピンを上に引っ張って抜き、ネジをプラスドライバーで回して外す。

カバーが外れるとこのようになります。三菱電機製の扇風機は全密閉モーターを採用しているため、モーターが金属で覆われている。他社のものはコイルが丸見えになっています。

進相コンデンサはパナソニック製のAC220V・4.5μFのものが使用されている。




コードは、株式会社フジクラ製のものが使用されているようだ。また、JISがTHとなっているのでタイ製のようだ。

スタンド部のカバーを外すと、基板が入っている。

基板の上部は放熱とノイズ軽減のために鉄板で覆われている。

基板表面(画像上部の銀色の部分が鉄板)

コンデンサ1:Rubycon 10V1000μF 85℃ YKシリーズ

コンデンサ2:nichicon 50V0.33μF 85℃ VRシリーズ※現行品はUVRシリーズ

IC:三菱電機 M34513M2 4bitCMOSマイコン

鉄板を外すとこのようになっている。

トライアック:RENESAS BCR1AM ×3

トランジスタ:三洋電機 2SA1371(生産終了)

抵抗の一部に金属皮膜抵抗が使用されている。

やはり大手メーカー製の扇風機なので全体的にしっかりした造りになっている。

なお、ほとんどのメーカーのACモーター式扇風機は「隈取磁極型誘導電動機」を採用しており、消費電力が大きめですが、三菱電機製の扇風機は「全密閉モーター」が採用されているため

  • 消費電力がACにしては小さい
  • モーター音が静か
  • ホコリがモーター内部に入らないため火災になりにくくなる

といった利点があります。

現行品は約1万円と高めではありますが、造りがしっかりしているのでオススメです。

『メーカーサイト』
三菱電機 扇風機

今回は以上です。

SIMフリースマートフォンのまとめ 2017年7月版

この記事は、「SIMフリースマートフォンのまとめ 2017年3月版」の最新版となります。

格安SIMのまとめはこちら⇒ 

以下で紹介する機種に契約している格安SIMが使用できるかどうかは各社の動作確認のページをご覧ください。

※各社の動作確認のページに記載されていない機種での動作保障はできません。特にau系は注意が必要です。(対応バンドやVoLTEの形式がdocomo系とは異なるため)

【docomo系MVNO】
IIJmio/mineo/nuromobile/BIGLOBE/NifMo/OCN/LINEモバイル/DMM mobile/イオンモバイル

【au系MVNO】
IIJmio/mineo/UQ Mobile

ここからは機種の紹介です。

オススメ No.1
ASUS ZenFone3(ZE520KL)

ポイント:4万円以下で購入できるスマートフォンではかなり高性能なものとなっている。

本体カラー サファイアブラック・パールホワイト
価格 37,580円(ヨドバシ.com)
SIMサイズ Slot1:microSIM/Slot2:nanoSIM
主要スペック OS:Android 6.0/CPU:Snapdragon 625(2.0GHz×8コア)/液晶:5.2インチ・1920×1080ピクセル/内蔵メモリ:32GB/物理メモリ:3GB/バッテリー:2650mAh/Wi-Fi:802.11a・ac・b・g・n/GPS搭載/USB:TypeC/カメラ:1600万画素/付属品:ACアダプター・イヤホンマイク
対応キャリア docomo・au(au VoLTEも対応)

オススメ No.2
HUAWEI P10

ポイント:LEICAレンズを使用。格安スマホでは最高クラスの性能となっている。(Xperia XZ PremiumやAQUOS Rとほぼ同等)

本体カラー ブルー・ゴールド・ブラック・シルバー
価格 67,650円(ヨドバシ.com)
SIMサイズ nanoSIM
主要スペック OS:Android 7.0/CPU:HUAWEI Kirin 960(2.4GHz×4+1.8GHz×4)/液晶:5.1インチ・1920×1080ピクセル/内蔵メモリ:64GB/物理メモリ:4GB/バッテリー:3200mAh/Wi-Fi:a・b・g・n・ac/GPS搭載/USB:TypeC/カメラ:1200万画素/付属品:リモコン付きヘッドセット・ケース・ACアダプタ・USBケーブル ( A to C ) ・クイックスタートガイド・保証書
対応キャリア docomo

オススメ No.3
HUAWEI nova

ポイント:上記「P10」の廉価版だが、必要十分な性能がある。なお、Wi-Fiが2.4GHzのみの対応となっているので注意

本体カラー グレー・シルバー・ローズゴールド
価格 37,160円(ヨドバシ.com)
SIMサイズ nanoSIM
主要スペック OS:Android 6.0/CPU:Snapdragon 625(2.0GHz×8コア)/液晶:5インチ・1920×1080ピクセル/内蔵メモリ:32GB/物理メモリ:3GB/バッテリー:3020mAh/Wi-Fi:b・g・n(2.4GHzのみ)/GPS搭載/USB:TypeC/カメラ:1200万画素/付属品:リモコン付きヘッドセット・ACアダプタ・USBケーブル ( A to C ) ・クイックスタートガイド・保証書
対応キャリア docomo・au(au VoLTEも対応)

○No.4
VAIO VAIO Phone A VPA0511S

ポイント:アルミ製高剛性ボディで見た目に高級感がある。性能はやや控えめとなっている。

本体カラー シルバー
価格 26,240円(ヨドバシ.com)
SIMサイズ microSIM/nanoSIM
主要スペック OS:Android 6.0/CPU:Snapdragon 617(1.5GHz×4+1.2GHz×4コア)/液晶:5.5インチ・1920×1080ピクセル/内蔵メモリ:16GB/物理メモリ:3GB/バッテリー:3020mAh/Wi-Fi:A・b・g・n・AC/GPS搭載/USB:microUSB/カメラ:1300万画素/付属品:ACアダプタ・USBケーブル ( micro )
対応キャリア docomo

○No.5
モトローラ Moto G5 Plus

ポイント:CPUには“ZenFone3やHUAWEI nova”と同じSnapdragon 625が使用されている。なお、Wi-Fiの5GHzはAC規格には非対応となっている。

本体カラー ルナグレー・ファインゴールド・オックスフォードブルー
価格 34,240円(ヨドバシ.com)
SIMサイズ nanoSIM
主要スペック OS:Android 7.0/CPU:Snapdragon 625(2.0GHz×8コア)/液晶:5.2インチ・1920×1080ピクセル/内蔵メモリ:32GB/物理メモリ:4GB/バッテリー:3000mAh/Wi-Fi:A・b・g・n/GPS搭載/USB:microUSB/カメラ:1200万画素/付属品:充電器・USBケーブル・ヘッドセット・SIM取り出しピン・クイックスタートガイド
対応キャリア docomo

○No.6
シャープ SH-M04-A

ポイント:おサイフケータイや防水に対応している。性能がかなり控えめになっている。

本体カラー ホワイト・ネイビー
価格 32,200円(ヨドバシ.com)
SIMサイズ nanoSIM
主要スペック OS:Android 6.0/CPU:Snapdragon 430(1.4GHz×4+1.1GHz×4コア)/液晶:5インチ・1280×720ピクセル/内蔵メモリ:16GB/物理メモリ:2GB/バッテリー:2700mAh/Wi-Fi:b・g・n(2.4GHzのみ)/GPS搭載/USB:microUSB/カメラ:1310万画素/付属品:クイックスタートガイド・ACアダプター・microUSBケーブル
対応キャリア docomo・au(au VoLTEも対応)

○No.7
オンキヨー GRANBEAT DP-CMX1

ポイント:この機種はハイレゾ対応音楽プレーヤーにスマートフォンの機能を付けたものとなっているが性能が良い。音質はとても良い。

本体カラー ホワイト・ネイビー
価格 88,450円(ヨドバシ.com)
SIMサイズ nanoSIM
主要スペック OS:Android 6.0/CPU:Snapdragon 650(1.8GHz×2+1.4GHz×4コア)/液晶:5インチ・1920×1080ピクセル/内蔵メモリ:128GB/物理メモリ:3GB/バッテリー:3000mAh/Wi-Fi:a・b・g・n・ac/GPS搭載/USB:microUSB/カメラ:1600万画素/付属品:Micro USBケーブル・ACアダプター・カードスロットイジェクトピン・クイックスタートガイド
対応キャリア docomo

○No.8
ZTE AXON7

ポイント:CPUは「Xperia XZやXZs」と同じSnapdragon 820が使用されている。予算に余裕がある人にオススメ。

本体カラー クオーツグレー・イオンゴールド
価格 58,660円(ヨドバシ.com)
SIMサイズ nanoSIM
主要スペック OS:Android 6.0/CPU:Snapdragon 820(2.15GHz×4コア)/液晶:5.5インチ・2560×1440ピクセル/内蔵メモリ:64GB/物理メモリ:4GB/バッテリー:3250mAh/Wi-Fi:a・b・g・n・ac/GPS搭載/USB:TypeC/カメラ:2000万画素/付属品:USBケーブル・ACアタプター・クイックガイド・保証書・イヤホン
対応キャリア docomo

○No.9
富士通 arrows M04

ポイント:SIMフリースマートフォンでは唯一の国産・ワンセグ付きスマートフォンとなっている。CPUが前機種と同じSnapdragon 410なのが残念。

本体カラー ブラック・ホワイト
価格 39,240円(ヨドバシ.com)
SIMサイズ nanoSIM
主要スペック OS:Android 7.1/CPU:Snapdragon 410(1.2GHz×4コア)/液晶:5インチ・1280×720ピクセル/内蔵メモリ:16GB/物理メモリ:2GB/バッテリー:2580mAh/Wi-Fi:a・b・g・n/GPS搭載/USB:microUSB/カメラ:1310万画素/付属品:かんたん操作ガイド・ACアダプタ・保証書
対応キャリア docomo・au(au VoLTEも対応)

今回紹介するのは以上の9機種になります。

SIMフリースマートフォンもかなり機種が充実してきました。あとは国内メーカーの上位機種が発売されるのを管理人は望んでいます。

今回は以上です。

ニコニコ動画とAbemaTVの音質(2017年7月現在)

※この記事は旧「動画サイトの音質」の記事を分割したものです

YouTubeの音質と画質についてはこちら

まず、ニコニコ動画とAbemaTVでは音声コーデックに”H.264 AAC-LC”が使用されています。
ビットレートやカットオフ周波数はそれぞれのサイトで異なるので今回はこれらを調べてみました。

【検証方法】
[ニコニコ動画]:自分でアップロードした動画を.MP4形式でダウンロードし、「XMedia Recode」にて.wav形式に変換。そのファイルを「WaveSpectra」に取り込み検証。

[AbemaTV]:AbemaTVアプリをインストールしたiPhone5cをPCのライン入力に接続し、「WaveSpectra」にて録音して検証。

ニコニコ動画(niconico)

ニコニコ動画の場合は、音声ビットレートを192Kbps以上でエンコードした動画をアップロードした場合は192Kbpsに、それ以下は128Kbps以下であっても128Kbpsにエンコードされます。

画質 ビットレート カットオフ
画質に関わらず、アップロード時の音質によって変化する
(192Kbps以下なら128Kbpsに、それ以上は192Kbpsに)
128Kbps 15.5kHz
192Kbps 20kHz

128Kbps

192Kbps

AbemaTV

AbemaTVは、最低画質から高画質では、17.3kHz程度となっており、最高画質では18kHzまで出るようです。

画質 ビットレート カットオフ
最低画質~高画質 128Kbps? 17.3kHz
最高画質 192Kbps 18kHz

最低画質

低画質

中画質

高画質

最高画質

[検証結果について]
ニコニコ動画は元動画のエンコードするときのソフトによっても変わります。
128Kbps時は15.5kHz、192Kbps時は20kHzまで出ることが確認できました。192Kbpsかそれ以上でエンコードすることを強く推奨します。

AbemaTVは地上デジタル放送※(2012年以降にマスターを更新した局)とほぼ同等の音質でかなり高音質となっています。
※サイバーエージェントとともに出資しているテレビ朝日も192Kbps/18kHzカットである。

今回は以上です。

NEC製無線LANルーターの設定方法

今回は、NEC製無線LANルーター「Aterm」(エータームと読
む)の設定方法を紹介します。

今回の設定に使用した機種は“Aterm WR9500N”になります。

【注意】
今回の記事は画像が31枚あります。データ量に注意してください。
また、機種によって設定項目が異なる場合があるので詳しくは説明書を参考にしてください。

[管理者メニューのログイン方法]


1.ブラウザのアドレスバーに“192.168.0.1”と入力。
2.ユーザー名には「admin」、パスワードには自分で設定したものを半角英数字で入力。

[基本設定]


スマートフォンに設定する場合は、左中央付近にある“設定用QRコード”をクリックして上記の画像のように進めてQRコードを表示する。
次に、専用アプリをインストールしたスマートフォンでQRコードを読み取ると簡単に無線接続することができる。

アプリのダウンロードはこちらから


まず最初に、「基本設定」を選択する。
使用している回線がPPPoEの場合は“PPPoEルータ”を、それ以外の場合は“ローカルルータ”を選択する。

※最初はローカルルータを選択し、つながらない場合にPPPoEルータを選択することをオススメします。

PPPoEを選択した場合は以下の項目を設定する。


接続先は最大5つまで登録できるが基本的には「接続先1」を使用する。
“接続先設定”をクリックし、ユーザー名とパスワードにプロバイダから送られてきた用紙に書いてあるものを入力する。

[無線LAN設定]


無線LAN基本設定は通常は設定しなくても良いが、“無線自動設定動作モード”は「5GHz」に設定しておく。


まずは2.4GHzから設定する。
2.4GHzは混信しやすいので、「オートチャネルセレクト機能」や「デュアルチャネル機能」は“使用しない”に設定することをオススメする。
使用チャネルは安定して接続することができるチャネルを1~13の中から選択する。


次に、5GHzを設定する。
W52とW53は屋外での使用はできないので、屋外で使用することがある場合はチェックを外す。
また、混信の可能性が低いので通常は初期値のままで良い。


次に、セカンダリSSIDを無効にする
セカンダリSSIDは暗号化がWEPのため、有効にしておくと不正アクセスされる危険性があります。
設定方法は「無線LAN詳細設定(2.4GHz)」「無線LAN詳細設定(5GHz)」をクリックし、上部のプルダウンリストから“セカンダリSSID”を選択し、をクリックする。
次に、一番上にある「無線機能」のチェックを外す。


「MACアドレスフィルタリング」は上記の「無線LAN詳細設定(2.4GHz)」「無線LAN詳細設定(5GHz)」で“MACアドレスフィルタリング機能”にチェックを入れた場合に設定できる。
上級者向きの設定なので詳しくは画像を確認してください
※むやみに設定すると接続できなくなる可能性があるので十分に注意してください。また、有線LANで接続できる機器が無い場合も設定しないことを強くオススメします。

「WPS設定」は通常は変更する必要がないので説明は割愛する。

[ECOモード設定]


以下から動作モードを選択できる
「通常ECO」=タイマーを設定し、使用しない時間帯は停止させることができる
「オートECO」=自動で使用していない場合などに節電モードに切り替わる
「使用しない」

詳しくは画像を確認してください。

[LAN側設定]

基本的に設定する必要はないので「USBストレージ設定」以外の説明は割愛します。









「USBストレージ設定」では、USBメモリを背面の端子に差し込むと簡易NAS(Network Attached Storage=ネットワークアタッチトストレージ)として使用することができる機能について設定できます。
“ユーザー認証”については安全面を考慮し設定することをオススメします。
設定方法は、「ユーザー認証」にチェックを入れ、ユーザー名とパスワード(管理者メニューログイン用のパスワードとは違うものを推奨)を半角英数字で入力し、必ずメモを取っておく。
通常は“FULL ACCESS”を選択するが、書き込みを禁止する場合は“READ ONLY”を選択する。

USBメモリのフォーマットは、「情報」の“USBデバイス情報”でフォーマット形式を指定してフォーマットすることができます。

「ブラウザファイル共有機能」は外部からアクセスできるようになる機能なので基本的には設定しないことをオススメします。



[メンテナンス]


初回設定時に入力した管理者メニューログイン用パスワードを変更する場合はここで設定できる。
設定を保存したり、復旧させたりもここでできる。
方法は画像を確認してください。


「設定値の初期化」は、廃棄するときには必ず行ってください。
「ファームウェアの更新」は、通常は“自動更新(オンラインバージョンアップ)”を選択する。
時刻を指定してアップデートする場合は「時刻設定バージョンアップ機能」にチェックを入れ、更新時刻を入力する。


「PINGテスト」では“対象ホスト”にgoogle.co.jpやyahoo.co.jpなどと入力することでPING値の測定ができます。


「現在の状態」では装置の情報や無線の情報が確認できる


「通信情報ログ」では、無線LANルーターへのアクセス情報が確認できる


「UPnPの状態」ではUPnPを使用した端末の情報が確認できる。
「USBデバイス情報」ではUSBメモリやUSBカメラの情報が確認できる。
“USBストレージ設定”で簡易NASとして使用する場合の設定を行った場合はここでフォーマット形式を指定してフォーマットする。
「USBファイル共有情報」では、アクセス時に表示されるコンピュータ名やワークグループなどが確認できる。

[悪質サイトブロック]

ここは有料サービス“ファミリースマイル”に加入しないと設定できないので詳細は割愛する。


最後に、画面左上の「保存」をクリックして設定を保存します。保存が完了したらブラウザを閉じて設定完了です。
※保存しないと設定が反映されません

機種によっては更に設定項目があったり、逆に無かったりする場合がありますが、通常は「基本設定」「無線LAN設定」「ECOモード設定」の項目を設定すれば良いです。

今回は以上です。

[音圧戦争]CD発売時期による音圧の違い

今回は、CDの発売時期による音圧の違いを検証しました。

検証には前回の“[音圧戦争]PVとCD音源の音圧比較”と同様、「Sound Forge Pro 11.0」を使用しています。

まずは、「クリッピング」とは何かを簡単に説明します。

上記の画像をクリックして拡大すると解ると思いますが、ところどころ波形の頂点が欠けています。
このような状態になってしまうと、音声に「バリッ」といったノイズが入ります。これを“クリッピング”といいます。

それでは、今回は4曲・8種類のCDで比較してみました。

1.EXILE「I Wish For You」

CD1:アルバム“願いの塔”
CD2:アルバム“EXILE BEST HITS SOUL SIDE”

CD1:願いの塔(2011.3.09発売)
(波形)

(クリッピング検出)

CD2:EXILE BEST HITS SOUL SIDE(2012.12.05発売)
(波形)

(クリッピング検出)

このCDは発売時期による音圧の違いは無いようだ。

2.いきものがかり「じょいふる」

CD1:アルバム“いきものばかり~メンバーズBESTセレクション~”
CD2:アルバム“超いきものばかり~てんねん記念メンバーズBESTセレクション~”

CD1:いきものばかり~メンバーズBESTセレクション~(2010.11.03発売)
(波形)

(クリッピング検出)

CD2:超いきものばかり~てんねん記念メンバーズBESTセレクション~(2016.3.15発売)
(波形)

(クリッピング検出)

「いきものばかり~メンバーズBESTセレクション~」の方はクリッピングが見られるが、「超いきものばかり~てんねん記念メンバーズBESTセレクション~」ではクリッピングが無くなっている。ピークが若干抑えられているようだ

3.Superfly「愛をこめて花束を」

CD1:アルバム“Superfly Best”
CD2:アルバム“10th Anniversary Greatest Hits”

CD1:Superfly Best(2013.9.25発売)
(波形)

(クリッピング検出)

CD2:10th Anniversary Greatest Hits(2017.4.05発売)
(波形)

(クリッピング検出)

どちらもクリッピングはしていないものの、発売時期の新しいCDの方が音圧が大きいようです。ダイナミックレンジはどちらも微妙ですが…

4.ORANGE RANGE「ロコローション」

CD1:アルバム“musiQ”
CD2:アルバム“ALL the SINGLES”

CD1:musiQ(2004.12.01発売)
(波形)

(クリッピング検出)

CD2:ALL the SINGLES(2010.7.14発売)
(波形)

(クリッピング検出)

「MusiQ」の方は2004年発売ということもあり、やはり音圧至上なのが解ります。反面、「ALL the SINGLES」はクリッピングは若干あるものの全体的に音圧が抑え目になっています。

こうして見ると、音質重視のアーティストととにかく目立たせようとしている音圧重視のアーティストがいるのが分かります。

今回は以上になります。